アコギを手に
来年に向けて
レコーディングに向かった。
ギブソンを抱いて
浜辺で爪弾いて 〝生まれた曲〟
あの日は
俺とギターと星空だけの時間だった。
その曲を生み出してくれた
ギブソンのアコギと共に
スタジオに向かった。
前回
仲間がくれた
鼈甲のpickとセットで
最近 愛用しまくってる相棒の、
ギブソンアコースティック
Gibsonには…
「ギブソンの音」がある。
それは特に
低音弦の鳴り方に現れている
低音が整理されたゴリゴリ感があるんだ
俺の1番気にしてる
低音への拘りに優れてる。
そして
俺の声と相性が良い。
最も特徴的なのは
パワフルなストロークプレイ
これは
「爪弾くギター」として
進化していったマーチンと異なり
「リズムを打ち出すギター」として
名を馳せたギブソンの到達点だと思う。
一般には
「クセが強い音」ともいわれるが
このサウンドは
心を捕らえて放さない吸引力がある。
ギブソンを手に
スタジオに入り
コンデンサマイクの前で
目を閉じて
あの日の夜空を思い浮かべ
弾き始める。 HT
The recording session was accompanied by guitarist,hiroyuki tomita & Gibson.